データムと座標系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 08:16 UTC 版)
詳細は「測地系」および「:en:Geodetic datum」を参照 多くの測量では地表上の位置を計算するのではなく、オブジェクトの相対位置を測定していた。ただし、多くの場合に対象のアイテムは、境界線や以前の測量時のオブジェクトなどの外部データと比較する必要がある。 位置を記述する方法で最も古くからの方法は、緯度と経度によるもの。また多くの場合、高度は海抜高度である。 測量の専門職が成長するにつれて、デカルト座標系が作成され、地球の小さな部分の測量の数学が単純化されていった。 最も単純な座標系は、地球が平らであり、「データム」(データの特異形式)として知られる任意の点から測定されることを前提としているものである。 座標系により、小さな領域でのオブジェクト間の距離と方向を、簡単に計算が可能となる。 なお広い領域は、地球の曲率により歪んでいる。より大きな地域では、楕円体またはジオイドを使用して地球の形状をモデル化する必要がある。このため、多くの国では誤差を減らすためにカスタマイズされた座標グリッドを作成している。
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