データモデルの例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/15 05:26 UTC 版)
マルチバリュー・データベースでは、 データベースあるいはスキーマは、"アカウント" という テーブルあるいは コレクションは、"ファイル" という 列あるいはフィールドは、"フィールド" あるいは "属性" といい、"マルチバリュー属性" と "サブバリュー属性" からなり、1つの属性に複数の値を保存できる 行あるいはドキュメントは、"レコード" あるいは "アイテム" という データは、2つのファイル-RAWデータを保存するための "ファイル" とRAWデータの表示形式を保存するための "ディクショナリー" -に保存される。 例えば、”PERSON”というファイル(テーブル)があるとする。ファイルには、"eMailAddress" という属性がある。"eMailAddress" フィールドは、一つのレコードに複数のEメールアドレスの値を持つことができる。リスト [joe@example.com, jdb@example.net, joe_bacde@example.org]を保存でき、関連するレコードは、一つのクエリの中で取得できる。伝統的な関係データベースの世界で、これと同じ1対多の関係を扱うには、1件の "PERSON" レコードに関係する複数のEメールアドレスの値を保存する別のテーブルを作成して持つことになる。しかし、最近の関係データベースでは、このマルチバリューのデータモデルもサポートするものがある。例えば、PostgreSQLは、基本の型はいずれも配列で持つことができる。
※この「データモデルの例」の解説は、「マルチバリュー」の解説の一部です。
「データモデルの例」を含む「マルチバリュー」の記事については、「マルチバリュー」の概要を参照ください。
- データモデルの例のページへのリンク