データの入手・活用等について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 14:36 UTC 版)
「地球観測センター」の記事における「データの入手・活用等について」の解説
地球観測衛星から送られてくるデータは、記録された後、各種プロダクトとして画像情報に加工され、様々なニーズに応じたデジタルデータとして配布されている。地球観測衛星からのデジタルデータは、JAXAの宇宙利用推進本部及び外郭団体から入手が可能である。なお、商用の場合のみ、私的かつ営利を伴わない場合には、JAXAのホームページから閲覧が可能である。 元々、アメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げたランドサットの画像を受信し、それを国土開発や漁業政策、農業政策等に生かすため1978年に設置され、民間等への配布は考慮されていなかった。しかし、TRIC(東海大学情報技術センター、前身は、代々木及び平塚キャンパスに設置された画像情報処理センター)等からデータの活用に関しての問い合わせ等があり、民間への配布を行うことになったものである。 このプロダクトを活用して、様々な地図が生まれた。ニュートンプレス社(旧:教育社)の発行する雑誌『ニュートン』等や、ランドサットから見た日本地図や渡辺教具製作所から販売が行われている地球儀(リモートセンシングに基づく雲と海が描かれた地球儀)、更には日本放送協会(NHK)で使われている気象情報用の日本地図等である。
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