デ・ラランデ邸とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > デ・ラランデ邸の意味・解説 

デ・ラランデ邸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/18 14:19 UTC 版)

デ・ラランデ邸(デ・ラランデてい)は、かつて東京都新宿区信濃町にあった西洋式住宅である。2013年、江戸東京たてもの園に移築復元され、公開されている。スレート葺きのマンサード屋根(腰折れ屋根)と下見板張りの外壁を持つ[2]


注釈

  1. ^ 例えば藤森照信は『建築探偵の冒険 東京篇』で、長谷川堯からデ・ラランデの昔の自邸が信濃町駅の北の丘にあると教わったことを記し[5]、そのデ・ラランデ旧邸は明治43年(1910年)に建てられたとしている[6][7]近江栄堀勇良は『日本の建築[明治・大正・昭和] 10 日本のモダニズム』の両者による解説中で、旧デ・ラランデ邸(現三島邸)の設計がデ・ラランデ、竣工が明治43年頃とし[8]、同書の堀単独執筆の個所でも東京信濃町に現存する自邸 - 現三島邸をデ・ラランデの作品としている[9]

出典

  1. ^ a b 江戸東京たてもの園 展示解説シート 「デ・ラランデ邸」 (2013年04月)
  2. ^ a b c d 新規復元建造物「デ・ラランデ邸」の公開について (PDF)”. 東京都生活文化局、江戸東京たてもの園 (2013年3月7日). 2013年11月7日閲覧。
  3. ^ a b c d 千葉雄高 (2013年4月21日). “東京・信濃町の「デ・ラランデ邸」復元 食堂はカフェに”. 朝日新聞. http://www.asahi.com/national/update/0421/TKY201304210095.html 2013年11月7日閲覧。 
  4. ^ 店舗紹介”. 武蔵野茶房. 2013年11月7日閲覧。
  5. ^ 藤森照信 1989, p. 264.
  6. ^ 藤森照信 1989, p. 266.
  7. ^ 藤森照信 1989, p. 275.
  8. ^ 近江栄 & 堀勇良 1981, p. 6.
  9. ^ 近江栄 & 堀勇良 1981, p. 120.
  10. ^ a b c “「ドイツ人建築家作」移築中の洋館 設計者は日本人? 土地所有者子孫宅から新資料”. 産経新聞 多摩版. (2012年10月9日) 
  11. ^ 『江戸東京たてもの園だより』vol.29
  12. ^ 三島由紀夫 1964, p. 17.
  13. ^ 三島由紀夫 1964, p. 20.
  14. ^ 三島由紀夫 1964, p. 21.
  15. ^ 三島由紀夫 1964, p. 28.
  16. ^ 藤森照信 1989, p. 280.
  17. ^ 『ペルソナ 三島由紀夫伝』文藝春秋、1995年、287 - 288頁。ISBN 9784163508108 


「デ・ラランデ邸」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「デ・ラランデ邸」の関連用語

デ・ラランデ邸のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



デ・ラランデ邸のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデ・ラランデ邸 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS