ディーサイドとは? わかりやすく解説

ディーサイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 17:33 UTC 版)

ディーサイド
DEICIDE
スウェーデン・ヨーテボリ公演 (2011年6月)
基本情報
別名 エイモン (Amon) (1987-1989)
出身地 アメリカ合衆国
フロリダ州 タンパ
ジャンル デスメタル[1][2]
ヘヴィメタル[2]
活動期間 1987年 - 現在
レーベル ロードランナー・レコード
イヤーエイク・レコード
センチュリー・メディア・レコード
アポロン
サウンドホリック
アヴァロン・レーベル
メンバー グレン・ベントン (ボーカルベース)
ケビン・クイリオン(ギター)
クリス・キャンネラ (ギター)
スティーブ・アシェイム (ドラムス)
旧メンバー エリック・ホフマン (ギター)
ブライアン・ホフマン (ギター)
ラルフ・サントーラ (ギター)
ジャック・オーウェン (ギター)
マーク・イングリッシュ (ギター)

ディーサイド (DEICIDE) は、アメリカフロリダ州タンパ出身のデスメタルバンド。

バンド名の意味は「神を殺す事」(ラテン語の「神(Deus)」と「殺害(Cide)」の合成語が由来)。

概要・背景

アンチクライスト悪魔崇拝を掲げ、歌詞も冒涜的なものばかりである。その点はブラックメタルとも共通するが、音楽性は真正のデスメタルであり、主にスレイヤーなどのスラッシュメタルから影響を受けている。

デスモービッド・エンジェルオビチュアリーらのフロリダ勢、カンニバル・コープスサフォケイションマルヴォレント・クリエイションらニューヨーク勢と共に、1990年代初頭のアメリカデスメタルシーンの発展を支え、世界中のデスメタルバンドに影響を与えた。

また彼らがレコーディングに使用したフロリダ州タンパのモリサウンドとそこを拠点に活躍していた音楽プロデューサーのスコット・バーンスが作り出すサウンドは世界中のデスメタルバンドの憧れになり、世界中のデスメタルバンドが次々とレコーディングに訪れるようになった。

元々幼馴染であったスティーブ・アシェイム、エリック・ホフマン、ブライアン・ホフマンの3人が組んでいたカーネイジ(CARNAGE)(マイケル・アモットが在籍していたスウェーデンのバンドとは別バンド)というローカルバンドにグレン・ベントンが加入する形で1987年に結成された。結成当時はエイモン(AMON)と名乗っていたが、その後「ディーサイド」に改名した。エイモン時代に録音していたデモは、『Amon:Feasting The Beast』というアルバムにまとめられている。

グレン・ベントンは前々から「イエス・キリストが亡くなった年齢と同じ33歳になったら、自分は自殺する」と公言しており、33歳になった時の動向が注目されていたが、33歳になったらあっさりと撤回した。こうしたディーサイドの態度から、彼らのアンチクライストとしてのスタンスが疑われることも多い。他にもライブ会場を爆破テロされたことなども有名である。

デビュー以来オランダロードランナー・レコードからレコードを出し続けていたが、2004年の7thアルバムからはイギリスの老舗デスメタルグラインド・コアレーベル、イヤーエイク・レコードとのリリース契約を結んでいる。

結成以来約17年間、メンバーが不変であったが、2004年にギタリストのホフマン兄弟が解雇され、元カンニバル・コープスのジャック・オーウェン、デスアイスド・アースで活動していたラルフ・サントーラが加入する。なお、解雇されたホフマン兄弟は、2007年にディーサイドの前身バンドであるエイモンの名前でバンドを結成した。

2007年にラルフが脱退し、ケビン・クイリオンが加入。しかしながら、2008年および2009年には、ケビンに代わってラルフがツアーセッションとして参加することがあった。2010年にケビンが脱退し、ラルフが再加入。2011年にラルフが再脱退し、ケビンが再加入した。

2011年リリースの10thアルバムよりセンチュリー・メディア・レコードに移籍している。

2016年には、12年間在籍したジャック・オーウェンが脱退し、モンストロシティーで活動するマーク・イングリッシュ (G)が加入[3]2019年にイングリッシュが脱退し、オータムズ・エンドのクリス・キャンネラ (G)が加入した[3]

メンバー

現在のメンバー

元メンバー

ライヴセッション

ディスコグラフィー

アルバム

シングル・ミニアルバム

  • 2006年 ステンチ・オブ・レディンプション 666 EP - Stench of Redemption 666 EP

ライブ

ベスト・コンピレーション

映像作品

  • 2005年 ウェン・ロンドン・バーンズ - When London Burns

出典

  1. ^ Deicide reviews, music, news - sputnikmusic・2015年7月04日閲覧。
  2. ^ a b Deicide|Biography”. オールミュージック. All Media Guide. 2015年7月4日閲覧。
  3. ^ a b DEICIDE Announce New Guitarist, Chris Cannella”. Metal Injection (2019年2月15日). 2020年5月31日閲覧。
  4. ^ Former DEICIDE And OBITUARY Guitarist RALPH SANTOLLA Dies At 51”. BLABBERMOUTH.NET (2018年6月7日). 2018年6月10日閲覧。

外部リンク


ディーサイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 15:25 UTC 版)

バイス (KOF)」の記事における「ディーサイド」の解説

腕を前方すばやく伸ばし触れた相手一瞬後方高く投げ捨てる。『XIII』では相手近く引き寄せるになった。弱強の違いリーチ長さで、強は弱よりも一歩踏み込んで腕を伸ばす。『KOFシリーズでは強攻撃キャンセルすることで弱が連続でつながる。マチュアの同じ技よりも発生速くガードされても反撃を受けにくい。なお、相手密着してこの技を出すと空振りするほか、技が決まって相手地面落ち前にパワーMAX発動することでダメージ増える

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「ディーサイド」を含む「バイス (KOF)」の記事については、「バイス (KOF)」の概要を参照ください。

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