テーバイ攻め
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 17:09 UTC 版)
遠征の途中で立ち寄ったネメアーの競技ではポリュネイケースは相撲で優勝した。 ソポクレース作『コロノスのオイディプス』では、両軍のうち、オイディプースが味方に付いた方が勝利を得るという予言がなされ、ポリュネイケースはオイディプースを保護しようとコロノスまで追ってきた。一方、テーバイからはクレオーンが追ってきていた。しかし、二人ともオイディプースに拒絶されたうえ、ポリュネイケースはまたも呪われた。 テーバイ攻めの戦いでは、ポリュネイケースはヒュプシスタイ門を攻めた。両軍の決議の結果、ポリュネイケースはエテオクレースと一騎討ちし、相討ちとなって死んだ。彼の亡骸は叔父クレオーンにより弔いを禁じられたが、妹アンティゴネーがそれを破り、投獄された彼女は自ら命を絶った。
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テーバイ攻め
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 08:42 UTC 版)
戦いの前に開かれたネメアー競技祭では、テューデウスは拳闘で優勝した。テーバイへの使者として遣わされたときは、テーバイ人と一騎討ちしてことごとく勝利し、50人の武装兵に待ち伏せを受けたがこれも打ち破ってアルゴス陣に帰還した。 戦いでは、テューデウスはクレーニダイ門を攻めたが、敵将メラニッポスに腹部を傷付けられた。テューデウスが半死となって倒れたとき、アテーナーはゼウスの霊薬を使ってテューデウスを不死にしようとした。しかし、アムピアラーオスがメラニッポスの首を切り取ってテューデウスに投げると、テューデウスはその頭蓋を割って脳をすすった。アテーナーはこれを嫌悪して恩恵を施さなかったため、テューデウスは死んだ。アテーナーはテューデウスの息子ディオメーデースも庇護した。
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