テレビ番組「WCW」
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詳細は「ブラック・サタデー」を参照 WCWはもともとNWAの加盟団体であるGCWがテッド・ターナーのTBSで放送していた試合中継を主とした番組のタイトルであった。1984年、同団体の興行株の過半数を持っていたジム・バーネット、ジャック・ブリスコ、ジェリー・ブリスコら4人が、ビンス・マクマホンにそれを売却してしまう。そのためWCWの放送権をWWFが獲得。番組名は、そのまま内容がWWFの中継に変更された。1年後、NWAミッド・アトランティック・レスリング(JCP)が、GCWの元株主であるオレイ・アンダーソンらが持っていた残りの興行株を買収してNWAジョージア地区を吸収、同時にWCWの権利をWWFから買い取って引き続き、『World Championship Wrestling』を放送。 JCPは、その後、NWAフロリダ地区のCWFも吸収合併して1987年、提携関係にあったルイジアナ州のUWF(ビル・ワット主宰)をも買収、WWFとほぼ同規模の巨大団体となった。しかし急激な巨大化に対処できずに、経営不振から1988年11月テッド・ターナーに売却されて、TBSのプロレス部門の子会社として再出発をすることとなりWCWが設立された。当初はこれまでどおりNWA(当時の会長はJCP代表のジム・クロケット・ジュニア)に所属していたため、NWA-WCWとも名乗った。クロケットはコンサルタントとして新会社に残ったが、1年後には現場から離れた。
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