テヤとは? わかりやすく解説

て‐や

連語

【一】接続助詞「て」+間投助詞「や」。近世語》他に対す願望を表す。…ておくれ。…てよ。

駕籠(かご)の衆早う連れまし—」〈浄・博多小女郎

【二】終助詞「て」+間投助詞「や」。近世語軽く念を押す意を表す。…よ。…ね。

「このやうなことで普請なけりゃ、こちとが中間(なかま)も立たぬ—」〈浄・兜軍記


て‐や【手矢/手×箭】

読み方:てや

手裏剣のように敵に投げつける武器総体が矢の形で、長さ40センチほどの竹または木の細い棒の先端10センチくらいの鏃(やじり)を付け矢羽をつけて一端に緒を結んだもの。

手に持った矢。

(しとみ)の下がはと突き落とし、—取り差し矧(は)げ申しけるは」〈義経記・六〉


テーイア

(テヤ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/18 06:11 UTC 版)

テーイア
Teia
東ゴート国王
イタリア王
テーイアのコイン
在位 552年 - 553年

死去 553年
モンス・ラクタリウス
テンプレートを表示

テーイアTeia[1]、? - 553年)は、イタリア王および東ゴート王(在位:552年 - 553年)。イタリアにおける最後の東ゴート王である。

生涯

トーティラ配下の士官で、トーティラがタギナエの戦いで殺された後、彼の後任に選ばれたと考えられている。

東ローマ帝国の将軍ナルセスとの勝負に決着をつけるため、重要な支援者であるScipuar、Gundulf (Indulf)、Gibal、Ragnarisたちと合流するため南イタリアに向かった。2つの軍は552年10月もしくは553年年初にモンス・ラクタリウスの戦い(ナポリの南)で衝突した。東ゴート軍は再度敗北し、テーイアは戦死した。

テーイアの死後、弟のアリゲルンは敵に降伏し、ナルセスの幕下に入った。ScipuarとGibalもおそらく殺された。GundulfとRagnarisは逃亡に成功、しかし後者はナルセスの刺客により受けた傷で死んだ。モンス・ラクタリウスでの降伏と共に東ゴートの組織的な抵抗は終了し、立証された最後の東ゴート貴族はWidinで、彼は6世紀の中頃、イタリア北部にて反抗勢力を率い、561年か562年に捕まった。この行動を最後に東ゴート族は歴史から姿を消した。

家族

テーイアの家族に関する情報は非常に少ない。6世紀の歴史家の1人アガティアスの情報によれば、父はフリティゲルン(フレディゲルヌス)と呼ばれる人物で、実の弟にアルゲリンがいる。アルゲリンに関してはアガティアスと同時代の歴史家プロコピウスはトーティラの実の兄弟としているが、恐らくこれは誤りで、現代の歴史家はアガティアスの情報が信頼性が高いと考えている。

備考

  1. ^ 他の名称表記は: Teja, Theia, Thila, Thela,Teiasなどがあり、「テーヤ」、「テイア」、「テヤ」、「ティラ」、「テーラ」、「テイアス」などと読まれる。
先代
トーティラ
東ゴート王
552年 - 553年
次代
先代
トーティラ
イタリア王
552年 - 553年
次代
アルボイーノ568年から)

「テヤ」の例文・使い方・用例・文例

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