テキサス州の記念碑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 18:13 UTC 版)
「ウィル・ロジャース」の記事における「テキサス州の記念碑」の解説
1936年、テキサス州フォートワースにウィル・ロジャース記念センターが建設された。コロシアムのロビーには愛馬ソープスーズに乗ったロジャースの壁画が掛かり、ランドマーク・パイオニア・タワーのロタンダ下にはロジャースの胸像が置かれている。ソープスーズに跨った等身大ロジャースの彫像は『日没に向かって』と題され、エレクトラ・ワゴナー・ビッグスが制作し、芝生の上に置かれている。 『日没に向かって』のコピーがテキサス州ラボックのテキサス工科大学の主キャンパス中庭入口に立っている。この記念碑は1950年2月16日に、ロジャースの長年の親友だったアモン・G・カーターによって除幕された。カーターはテキサス工科大学がこの彫像に完璧に適した場所であり、テキサス州西部の伝統と景色に映る者と考えた。 この彫像は高さ9フィート11インチ (302 cm)、重さが3,200ポンド (1,440 kg) ある。見積費用は25,000ドルだった。彫像の台座には「お気に入りの馬ソープスーズに跨り西部の日没に向かって騎り進む愛されたオールド・ウィル・ロジャース」と彫られている。 今日、この彫像についてテキサス工科大学の伝統と伝説がある。一つの伝説では、ウィル・ロジャースが日没に向かって騎り進むように置く計画だったが、そうするとソープスーズのお尻が町の中心街に向くためにできなかった。この問題を解決するために、馬とウィルは23度東に振られ、馬のお尻がライバル校の一つであるテキサス農工大の方向に向くようにされた。 テキサス工科大学のフットボールのホーム試合全ての前に、サドル・トランプスがオールド・ウィルを赤いクレープ紙で包む。国民的不幸を悼む時には黒のクレープ紙でウィル・ロジャースとソープスーズを包んでもいる。 この彫像の3番目のコピーはオクラホマ州クレアモアのウィル・ロジャース記念碑にある。
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