つゆひかり【ツユヒカリ】(工芸作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11103号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | 茶 | |
登録品種の名称及びその読み | つゆひかり よみ:ツユヒカリ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 静岡県 | |
品種登録者の住所 | 静岡県静岡市追手町9番6号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 倉貫幸一、中村順行、日高保、青島洋一、青野真里子、永谷隆行 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「あさつゆ」を交配して育成されたものであり、育成地(静岡県小笠郡菊川町)におけるほう芽期及び摘採期がやや早の煎茶向きの品種である。樹姿は中、樹勢は極強、株張は大、葉層の厚さは中である。摘採期の茶芽の揃いは中、芽数はやや多、摘芽長はやや長、摘芽の本葉の開葉数はやや多、百芽重はやや大である。新葉の形はやや楕円、大きさは中、厚さはやや厚、色は淡緑、光沢及び葉質は中である。成葉の形は長卵、先端長はかなり短、大きさはやや大、色は緑、葉面のしわは中、葉縁の波はやや少である。枝条の分枝数はやや多、節間長は短、着葉角度は中、ほう芽期及び摘採期はやや早である。製品の外観の形状、色沢、内質の香気、水色及び滋味は上である。「やぶきた」、「くらさわ」及び「さやまかおり」と比較して、成葉の形が長卵であること、成葉の葉縁の波が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和45年に静岡県茶業試験場(小笠郡菊川町)において、出願者所有の育成系統に「あさつゆ」を交配し、その実生から選抜、62年から生産力検定試験及び特性検定試験を行い、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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