ツキサップ【ツキサップ】(野菜)
登録番号 | 第5487号 | |
登録年月日 | 1997年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | たまねぎ | |
登録品種の名称及びその読み | ツキサップ よみ:ツキサップ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 永井信 佐藤裕 浦上敦子 田中征勝 吉川宏昭 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,アメリカ合衆国農務省より昭和59年に導入した細胞質雄性不稔系統「2935A」と,出願者が保有する「札幌黄久保系」の選抜系統「K83211」との交雑品種で,葉鞘茎がやや太く,球の縦断面の形が中甲で,貯蔵中の球形の変化が極少の品種である。 草丈はやや高,草姿は立,最大葉身の径は中,葉の色は緑,蝋質の有無は有である。球の重さはかなり大,高さは中,径はやや大,縦断面の形は中甲,外皮の色は褐,球のしまりはかなり硬,肉質はかなり密,りん片の色は帯緑,内部分球数は2である。収穫期はかなり晩,抽だい性はやや易,貯蔵中のほう芽性はかなり晩,腐敗はかなり少,球形の変化は極少である。 「ツキヒカリ」と比較して,球縦断面の形が中甲であること,貯蔵中の球形の変化が少ないこと等で,「北もみじ」と比較して,球の重さが大きいこと,球縦断面の形が中甲であること,貯蔵中の球形の変化が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,アメリカ合衆国農務省より昭和59年に導入した細胞質雄性不稔系統「2935A」と,出願者が保有する「札幌黄久保系」選抜系統の「K83211」との交雑品種で,出願者のほ場(北海道札幌市)において,62年より組合せ能力検定,平成2年より「月交16号」の系統名で系統適応性試験等を実施し,6年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了した。 |
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