ダートマスの指示およびゲイジの命令とは? わかりやすく解説

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ダートマスの指示およびゲイジの命令

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 13:50 UTC 版)

レキシントン・コンコードの戦い」の記事における「ダートマスの指示およびゲイジの命令」の解説

1775年4月14日ゲイジ本国国務大臣ダートマス伯爵指示受け取った。それはコンコード武器隠していると思われる反逆者武装解除し、その指導者投獄せよというものだったダートマスゲイジにいくらかの裁量余地与えた4月16日の朝、ゲイジミッチェル少佐命じて50名の騎馬偵察隊周辺田園地帯派遣しおそらくは馬を乗り回している愛国者伝令拘束するようにし向けた。この偵察隊振る舞いには過去ボストンから送り出された時とは異なるものがあり、暗くなっても帰らず旅人にはサミュエル・アダムズジョン・ハンコック居場所尋ねた。このことで地域住民には警告与えその準備強化させることになったが、イギリス軍そこまで意図していなかった。特にレキシントン民兵は、ボストンからの伝言来ていなかったものの、その夕刻には兵士召集し始めた。ある農夫暗闇になっていたのでイギリス軍偵察兵仲間の男と見誤り、「正規兵がやってくるのはいつなのか聞いているかい?」と尋ねた農夫は頭を刀で切られた。 4月18日午後、フランシス・スミス中佐ゲイジ命令書を受け取ったが、それには彼の部隊連れ出すまでは中を読むなと言う指示付いていた。その命令は、「最速でかつ隠密裏コンコード向かいあらゆる軍需物資保管所を確保し破壊すること。しかし兵士達には住人襲った個人財産侵したりしないように言い含めること」となっていた。ゲージ明らかに自分裁量考え反逆者達の指導者逮捕するための文書発行しなかった。

※この「ダートマスの指示およびゲイジの命令」の解説は、「レキシントン・コンコードの戦い」の解説の一部です。
「ダートマスの指示およびゲイジの命令」を含む「レキシントン・コンコードの戦い」の記事については、「レキシントン・コンコードの戦い」の概要を参照ください。

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