ダル・セーニョ王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 07:00 UTC 版)
「ハーメルンのバイオリン弾きの登場人物」の記事における「ダル・セーニョ王国」の解説
無敵の剣術を持った、王宮騎士団を擁する国。スフォルツェンドに並ぶ強大な大国で、女王国の守護国とされていた。トロンの故郷でもある。一度はリュートによって危機を逃れたが、魔界軍の総攻撃により全滅する。 アニメ版では、ケストラーの後継者探しも兼ねて、冥法軍に襲撃され、滅ぼされる。 シュリンクス・ボーン 声:松尾銀三 ダル・セーニョ王国第54代国王にしてトロンの父。大柄な騎士王で豪快な性格。武器は両手剣だが、片手剣でも魔物軍を倒すことができるほど剣の腕が高い。名前のシュリンクスはパンパイプの別称。 必殺技は「双剛刃獅子奮迅斬(ソウゴウジンシーザー・スラッシュ)」。今まで破られたことがない無敗の剣だったが、ベースの「嚙嚥餓哭喰魂」に破れ喰い殺される。何でも斬れる剣の力を発動させるルビーが帽子の額の部分に埋め込まれている。アニメ版では錯乱したハーメルに刺され、ハーメルを倒そうとするが、ハーメルンにいるベースが召喚した餓哭喰嚙嚥魂に襲われてしまう。ハーメルに助けられるも手遅れとなっており、ライエルにハーメルのことを告げようとするが絶命。 ショーム・ボーン 声:佐々木菜摘 ダル・セーニョ王国の王妃にしてトロンの母。王妃ながら剣の実力者で誇り高い戦士で、夫を尻に敷いていた。槍で体中を刺されながらもトロンを逃がし、ギータの「妖刀緋炎」に貫かれ炎の中で倒れた。名前の由来は木管楽器の一種ショーム。アニメ版では名は明かされず、キャストクレジットでは、王妃と表記された。冥法軍との戦いの果てに力尽き、トロンに看取られながら最期を迎えた。 騎士団長 騎士団長の老兵。 右目に傷があり、トロンからは「じっちゃん」と呼ばれている。 魔界軍の総攻撃の際、サイザーによって密かに助けられ生存。以降、松葉杖を使うようになる。第二次スフォルツェンド大戦を終えて、一度帰郷したトロンと再会した際には、リュートが助けてくれた時のことを語るがリュートがベースの依り代として生存していることは語らなかった。 旅を再開したトロンを見送るが最終決戦に参戦。オル・ゴールの策略でサイザーへの不信感に駆られる人類軍の不信感を吹き飛ばす一因となり、サイザーに借りを返すことにもなった。最終決戦から10年後の話にも登場。
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