ダイトコミックスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ダイトコミックスの意味・解説 

大都社

(ダイトコミックス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 03:28 UTC 版)

株式会社大都社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 東京都千代田区西神田2-8-5
SHONENGAHO-1 B-1
設立 1961年6月
業種 情報・通信業
法人番号 1010001004551
事業内容 雑誌およびコミックスなどの出版
代表者 代表取締役社長 今井篤
外部リンク http://www.daitosha.jp/
テンプレートを表示

株式会社大都社(だいとしゃ)は、日本出版社。本社は東京都千代田区神田三崎町3-3-12(2024年1月より)[注釈 1]少年画報社の系列下にある。

概要

自社発行の漫画雑誌『漫画ボンジュール』『実際にあった怖い話』の他、秋水社発行の『ねことも』『ミニシュガー』など漫画雑誌も取り扱っている。

単行本は「ダイトコミックス」レーベルにて刊行されている。

雑誌

  • 漫画ボンジュール:劇画コミック誌(偶数月25日発売) ※漫画ボンの雑誌コードを後継している。
  • 実際にあった怖い話:ホラーコミック誌(奇数月24日発売) ※2007年5月に創刊。当初は『漫画ボン』の増刊扱いだったが、2009年3月に独立創刊[1]
  • ねことも:動物コミック誌(発行:秋水社・偶数月16日発売) ※2009年に創刊。当初は『漫画ボン』の増刊扱いだったが、2012年8月独立創刊[2]
  • miniSUGAR(ミニシュガー):ティーンズラブ・コミック誌(発行:秋水社・奇数月17日発売) ※2009年に創刊。当初は『漫画ボン』の増刊扱いだったが、2011年7月に独立創刊[3]
  • 恋愛宣言pinky:ティーンズラブ・コミック誌(発行:秋水社・偶数月16日発売) ※『実際にあった怖い話』の増刊扱いだったが、2019年4月に独立創刊。
  • mini Berry(ミニベリー):ティーンズラブ・コミック誌(発行:秋水社) ※『ミニシュガー』の増刊扱い
  • petit Rose(プチロゼ):ティーンズラブ・コミック誌(発行:秋水社) ※『恋愛宣言pinky』の増刊扱い
  • ロト☆ナンバーズ当選の法則:宝くじ雑誌 ※『漫画ボンジュール』の増刊扱い

過去に発行していた雑誌

現行の単行本レーベル

ダイトコミックス
2000年代以降の現行レーベル。主に自社発行と秋水社発行の単行本を取り扱う。美少女コミック、ボーイズラブ、ティーンズラブの単行本ほか、廉価版コミックスも不定期刊行。
2000年には吉田聡の作品を数点復刻している。また、全年齢対象の一般作品に混じって成年コミック指定マークあり)の取り扱いがある点も特徴である。
サブレーベルとして以下のシリーズが存在する(既に新規発行を停止しているシリーズを含む)。
Daito comics TLシリーズ
TLはティーンズラブの略。
Daito comics BLシリーズ
BLはボーイズラブの略。
Daito comics PCシリーズ
PCはペットコミックスの略。
Daito comics YLシリーズ
YLはヤングレディスコミックスの略。
Daito comics FRシリーズ
『ファンロード』関連の単行本および書籍を発行するシリーズ。
Daito comics MSシリーズ
『漫画ボン』掲載作品を収録する単行本シリーズ。

過去の単行本レーベル

ハードコミックス
単行本のレーベルとしては最も古く、2001年まで刊行していた。少年画報社系の再録本や傑作選集のほか、他社作品の復刻版も刊行していた。
1980年代から1990年代にかけては、手塚治虫の作品[注釈 2]を再録本を刊行している。
1990年代には、『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)掲載の短編作品を収録して、「傑作集」などの副題で刊行している。
スターコミックス
1980年代半ばから1990年まで刊行していたレーベル。
他社作品の再録本が中心で、永井豪および石川賢望月三起也、手塚治虫などの作品がある。
STコミックス
1990年から2000年まで刊行していたレーベル。
スターコミックスの後継[注釈 3]。主にロボットアニメ特撮番組のコミカライズ作品、およびSF作品の再録本を刊行。他に和田慎二の短編作品などもある。

脚注

注釈

  1. ^ かつての本社は東京都文京区水道(大都ビル)に存在した。
  2. ^ 主に昭和40年代に描かれた青年向け作品など。
  3. ^ スターコミックスで1985年に全5巻で刊行した『ゲッターロボ』(続編『ゲッターロボG』も含む)を、STコミックスでは全3巻に再編集して1990年に刊行している。他方、スターコミックスとハードコミックスの両方で刊行している手塚治虫の作品では重複は無い。

出典

  1. ^ 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 2009 - 実際にあった怖い話 (大都社) - 公立国会図書館サーチ(2014年6月13日閲覧) ※この資料は2009年の「6巻2号」が基点。
  2. ^ 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 2009 - ねことも (秋水社) - 公立国会図書館サーチ(2014年6月13日閲覧)
  3. ^ 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 2009 - Mini sugar (秋水社) - 公立国会図書館サーチ(2014年6月13日閲覧)
  4. ^ 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 1969 - 漫画ボン (大都社) - 公立国会図書館サーチ(2014年6月13日閲覧)
  5. ^ a b 大都社 - 会社案内 - 出版刊行物 - データなし(2014年4月9日のアーカイブ

外部リンク


ダイトコミックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 07:39 UTC 版)

大都社」の記事における「ダイトコミックス」の解説

2000年代以降現行レーベル。主に自社発行秋水社発行単行本取り扱う。美少女コミックボーイズラブティーンズラブ単行本ほか、廉価版コミックス不定期刊行。

※この「ダイトコミックス」の解説は、「大都社」の解説の一部です。
「ダイトコミックス」を含む「大都社」の記事については、「大都社」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ダイトコミックス」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダイトコミックス」の関連用語

ダイトコミックスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダイトコミックスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大都社 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの大都社 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS