タービンエンジンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 工業 > 装置 > エンジン > タービンエンジンの意味・解説 

【タービンエンジン】(たーびんえんじん)

エンジン一種。現在航空機用いられているジェットエンジンのほとんどは、このタービンエンジンである。

燃焼室出た排気ガスによってタービン回しシャフトを介して伝えられるトルクによってコンプレッサー圧縮機)を回転させ、吸い込んだ空気圧縮する
燃料大量に噴射する必要があり、また理想的な燃焼温度ではタービンブレード融けしまうたタービン入口温度抑制しており、熱機関としての効率はあまり高くない

しかしながらレシプロエンジンなどに比べて単純な原理動作するため、軽量なエンジンで高い出力を得ることができ、航空機速度上昇力などを飛躍的に高めることとなった
ゼロ速度からマッハ3未満までの幅広い速度帯で使うことができるため、現在実用化されている航空機用エンジンのほとんどがこのタービンエンジンで占められる

なお、超音速飛行中のタービンエンジンといえどインテーク流入空気亜音速まで減速される
タービンエンジンではないが、流入空気速度超音速のままで燃焼をおこなうものはスクラムジェットエンジン呼ばれる

動力取り出し方によって、ターボジェットターボファンターボプロップターボシャフトなどに分類される

関連タービン入口温度 APU JFS ガスタービン





タービンエンジンと同じ種類の言葉

このページでは「航空軍事用語辞典++」からタービンエンジンを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からタービンエンジンを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からタービンエンジンを検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タービンエンジン」の関連用語

タービンエンジンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タービンエンジンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS