タトラ・ストゥデーンカ車両国営会社(現・シュコダ車両)
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「タトラ (自動車)」の記事における「タトラ・ストゥデーンカ車両国営会社(現・シュコダ車両)」の解説
タトラ社は国営会社転換直後の1946年1月に、ストゥデーンカ市の鉄道車両メーカー、モラヴィアシレジア輸送機株式会社(Moravskoslezská vozovka, a.s.)をタトラ国営会社ストゥデーンカ工場(Tatra, n.p. závod Studénka)として傘下に編入した。同社は1950年代にタトラ・ストゥデーンカ・ブトヴィツェ車両国営会社(Vagónka Tatra Studénka-Butovice, n.p.)、のちタトラ・ストゥデーンカ車両国営会社(Vagonka Tatra Studénka, n.p.)に改称し、チェコスロバキア国鉄の鉄道車両全般を製造した。 同社は1965年にタトラ社から生産営団(VHJ, Výrobně-hospodářské jednotky)の重工業プラント部門(Závody ťažkého strojárstva)に移管され、1969年にストゥデーンカ車両国営会社(Vagónka Studénka, n.p. )に改称されてタトラの名前を失った。民営化後、ČKD社など複数の企業による買収、売却が繰り返され、現在はシュコダ・ホールディング株式会社傘下のシュコダ車両株式会社(Škoda vagonka a.s.)となっている。 チェコで保存されているM120.4形気動車 タトラ社博物館で保存されている"スロヴェンスカー・ストレラ" プラハを走るタトラT2形電車 タトラ・ストゥデーンカ・ブトヴィツェ車両製のM262.0形気動車(チェコ鉄道830形)
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