タゾとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > タゾの意味・解説 

タゾ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/02 08:13 UTC 版)

タゾ
Tazo
タゾのティーバッグ
種類 子会社
本社所在地 アメリカ合衆国
オレゴン州ポートランド
設立 1994年
業種 食料品
事業内容 紅茶ハーブティーの製造、加工、販売
従業員数 50名
主要株主 リプトン・ティーアンドインフュージョン
外部リンク https://www.tazo.com
テンプレートを表示

タゾ・ティー・カンパニー(英語:Tazo Tea Company)は、アメリカ合衆国に本社を置く紅茶ハーブティーの製造及び卸売業者。現在はCVC キャピタル・パートナーズ傘下のリプトン・ティーアンドインフュージョン子会社である。

歴史

2021年に販売されているティーバッグ

タゾは1994年にスティーブ・スミス(2006年に引退)と彼のビジネスパートナーであったスティーブン・リー、トム・メッシャーによってオレゴン州ポートランドで設立された。リーとスミスはやはりポートランドで1972年に「スタッシュ・ティー・カンパニー」 (Stash Tea Companyを共同設立していたが、スタッシュ・ティー・カンパニーは1993年の秋に山本山に買収されていた[1]

スミスは多くのレストランや食物店、喫茶店でタゾティーを支持してもらうために食物サービス産業内の様々なコネを利用した。その中で投資元として選ばれたのがスターバックスの最高経営責任者であるハワード・シュルツであった。スミスは1998年にシュルツに接近し、1999年に同社はスターバックスによって810万ドルで買収された[2]。スターバックスは、茶のブランドをティーバナ英語版に統一することを決定。2017年にタゾ・ティーは、3億8400万ドルでユニリーバに売却された。2021年にユニリーバは茶事業からの撤退を決定、2022年にリプトンなどと共にCVCキャピタル・パートナーズに売却された。

アメリカではティパックおよび瓶入り飲料としてスーパーマーケットなどで広く販売されている。

2012年10月には、タゾ名義で紅茶専門店をオープンした[3]。新店舗はシアトルのユニバーシティビレッジにあり、広さは158平方メートル(1700平方フィート)ほど[4]。80種類以上のリーフティーのほかペイストリーなどの焼き菓子、箱入りチョコレートなどが販売されていた[4]。同店は、2013年にティーバナの店舗に改装された。

マーケティング

タゾは「ニューエイジ」スタイルのマーケティングや商品のラベリングを行っている。例えば、以前はあらゆる箱に「公認されたティー・シャーマンによって祝福されたもの」(Blessed by a certified tea shaman)というラベルが貼られていたほか、最初のキャッチフレーズは「お茶の輪廻」(The Reincarnation of Tea)であった。ロゴには少し変更されたエグゾデ書体が使われていた。

脚注

外部リンク


「タゾ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タゾ」の関連用語

1
6% |||||

タゾのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タゾのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのタゾ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS