タキ10250形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/27 15:44 UTC 版)
「国鉄タキ5500形貨車」の記事における「タキ10250形」の解説
タキ10250形は、シクロヘキサン専用の35t 積タンク車として1967年(昭和42年)12月6日から1971年(昭和46年)12月21日にかけて3ロット3両(タキ10250 - タキ10252)が、川崎車輛1社にて製作された。 落成時の所有者はタール製品取扱業協同組合であり、常備駅は鹿児島本線の西八幡駅(現・廃駅)であった。その後所有者は、1979年(昭和54年)1月17日に全車(3両)が日本陸運産業へと名義変更された。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃31」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合2(中))が標記された。 塗装は黒、全長は12,010mm、全幅は2,720mm、全高は3,860mm、軸距は8,210mm、実容積は44.8m3、自重は16.0t、換算両数は積車5.0、空車1.6、台車はベッテンドルフ式のTR41Cであった。 1987年(昭和62年)3月23日に最後まで在籍した1両(タキ10251)が廃車となり同時に形式消滅となった。
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