タイユフェール
フランス6人組の1人で女流作曲家。パリ音楽院で優秀な成績を修め、在学中に他の6人組メンバーとの交友が始まる。その作風は当初ロマン派の様式を踏襲した繊細なもの。ミヨーを通して学んだバロック音楽からの影響も見られるが、周囲の男性作曲家作品に垣間見られる一種の仰々しさはなく、あくまで軽妙で優雅な曲調が個性といえる。50年代以後12音技法にも取り組んだ。
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