ソケット・ナスルーラー - (背番号100000)
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「ソケット君、行け!」の記事における「ソケット・ナスルーラー - (背番号100000)」の解説
この漫画の主人公で電球の妖怪。通称ソケット君(大きな電球の方)。 人間が恐怖、悲痛、歓喜などを受けた際に発生するエネルギー、エナジームを10年以内に十万貯めるという魔界の仕来りのため人間界へやってきた(10年以内に貯めないと落ちこぼれ妖怪にされてしまう)。しかし、他の妖怪はグロテスクな見た目だけで次々と人々から恐怖のエナジームを貯める反面、見た目が怖くない、むしろ女性からかわいいとまで言われるソケットはなかなかエナジームを貯められず、6年もの歳月を人間界で過ごしてしまう。そんなある日、水道橋をうろついていたところ、東京ドームから強力なエナジームが発生していることを知ったソケットが、ドームへ行ってみると、読売ジャイアンツの日本シリーズ優勝の瞬間が行われており、5万人のファンの歓喜による強力なエナジーム(歓喜のエナジームは恐怖のエナジームの1/100だが、この時は人数が多かった。)であった。それを見たソケットは「この中に入ればエナジームが貯められる。」と思い、勝手にジャイアンツ寮に侵入。途中でスタッフに見つかり追い返されそうになるが、長嶋茂雄監督(当時)が入団テストを行ってくれることになり実施。結果は散々だった物の、長嶋に「昔の自分のスイングに似ている」といわれ、入団が決定した。その後二軍に合流し、松本匡史二軍監督(当時)に試合に出してほしいと申し出るため、毎日俊足の監督を追いかけていたが、なかなか捕まえられず、ついには地球一周の追いかけっこ(これは松本監督がソケットの俊足に気付き、それを開花させるために行ったものである)になった末、監督を捕まえ代走や1番として二軍の試合に出させてもらうようになった。その後、一軍に昇格し、ライバルとの戦いの末十万エナジームを貯めることに成功するが、「魔界に帰るより人間界で野球がしたい。」という意思で人間界に残った。
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