セーラーボーイ・エリート【セーラーボーイ エリート】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4387号 |
登録年月日 | 1995年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | セーラーボーイ・エリート よみ:セーラーボーイ エリート | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 3月 16日 | |
品種登録者の名称 | 山本二郎 | |
品種登録者の住所 | 岡山県岡山市浜野1丁目12番30号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山本二郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「フォーチュン」に「ビューティフル・エッグ」を交配して育成されたものであり,セパル及びペタルの花色は黄白の単色,リップは黄白の地色に明黄のぼかしが入る中輪花である。 草型の大きさは中,草姿は立型,ぎ球茎の正面の形は狭長方形,横断面の形は扁円形,高さは50~70mm,長径は11~20mmである。葉の全体の形は線状長楕円形,先端の形は不等鋭形,横断面の形はほぼ平,長さは91~ 120mm,幅は31~40mm,表面の色は緑,葉数は11~15枚である。優先着花部位はⅤ型,花序は総状,1花茎の花数は 3~ 5,太さは 2.1~ 3.0mm,長さは31~80mmである。花の咲き方は平咲き,距の長さは 6~10mm,花の横径及び縦径は61~80mmである。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,先端の形は微突形,反転の方向はやや外反転,周縁の波打ちは無,ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形,先端の形は微突形,周縁の波打ちは小である。ペタルの正面の形は長方形,先端の形は微突形,周縁の波打ちは小である。リップ正面形の複雑性は単純型,正面の形はⅥ型,先端の形はⅣ型である。花色はセパル及びペタル内側は黄白( JHSカラーチャート2701)の単色,リップ内側は黄白(同2701)の地色に明黄(同2506)のぼかしが入る。ずい柱は淡黄緑(同3303)の地色に濃紫赤(同9709)の条線が入る。花の香りは弱,開花期は冬~春である。 「ホワイト・ラビット サクラヒメ」と比較して,セパルの先端の形が微突形であること,リップの先端の形がⅣ型であること,セパル及びペタルが黄白の単色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(岡山県岡山市)において,「フォーチュン」に「ビューティフル・エッグ」を昭和61年に交配し,平成元年にその実生の開花株の中から選抜し,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「セーラーボーイ エリーゼ」であった。 |
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