スペイン宮廷での活動とチャパスの司教位受諾とは? わかりやすく解説

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スペイン宮廷での活動とチャパスの司教位受諾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:10 UTC 版)

バルトロメ・デ・ラス・カサス」の記事における「スペイン宮廷での活動とチャパスの司教位受諾」の解説

1540年インディアスでの宣教師募るためと、宮廷において現状報告を行うため、ラス・カサス20年ぶりにスペイン土を踏んだ国王カルロス1世カール5世)はラス・カサス報告聞き、これを受けて1542年バリャドリードにおいてインディアス評議会召集しインディアス政策抜本的見直しインディオ保護方法検討することを決めた。この評議会のために書かれ報告書有名なインディアス破壊に関する簡潔な報告』である。1542年11月討議のすえにインディアス評議会インディオ保護エンコミエンダ制段階的廃止うたった画期的なインディアス新法」を公布した。このことは植民地当局植民者ラス・カサスへのいっそうの憎悪をあおることになったラス・カサス宮廷から引き離そうとする反対者たちの画策と、インディアスにあって現状報告になってほしいと願う支持者たちの意思不思議な一致結果としてラス・カサスメキシコ設置されチアパス司教区初代司教任命された。チアパスについたラス・カサス司教として植民地当局に「新法」の施行厳しく求めたが、植民者たちの激し抵抗受けた結局植民地全体スペイン人反発によって「新法」のうたったエンコミエンダ制廃止先送りになり、不完全なものとなってしまった。ラス・カサス植民者たちの間で繰り返され対立泥沼化し、なんとか打開策見出そうとしたラス・カサスは再びスペイン行き決意メキシコ離れた

※この「スペイン宮廷での活動とチャパスの司教位受諾」の解説は、「バルトロメ・デ・ラス・カサス」の解説の一部です。
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