ステム‐レタスとは? わかりやすく解説

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ステム‐レタス【stem lettuce】

読み方:すてむれたす

レタス一種肥大したと若い食用にする。茎レタス


ステムレタス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 05:19 UTC 版)

ステムレタス
栽培中の茎レタス(ステムレタス)
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : キク類 Asterids
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: アキノノゲシ属 Lactuca
: チシャ L. sativa
品種 : ステムレタス
学名
Lactuca sativa var. augustana
英名
Celtuce

ステムレタス (stem lettuce, Celtuce) は中国原産の、キク科アキノノゲシ属チシャの一品種Lactuca sativa var. augustanaで、野菜として利用される[1]。乾燥させたものは山クラゲと呼ばれる[1][2]。さまざまな呼び名があり、茎レタス[1]アスパラガスレタス茎チシャ[3]チシャトウ貢菜皇帝菜[4]などとも呼ばれる。

寒い地方では春にタネをまき夏に収穫するが、暖かい地方ではさらに秋ごろにタネをまいて冬に収穫することも可能[1][3]。茎の太さは3 - 5センチメートル、長さは30センチメートルほどに育つ[3]

葉の部分も食べられるが[3]、基本的に茎の部分を食す[1]。茎を細く裂いて乾物としたものが山クラゲと呼ばれ、調理の際は、水でもどしてから利用する[2]。歯ごたえがクラゲに似ていることから山クラゲと呼ばれるようになった[1][2]。山クラゲは炒め物和え物煮物または漬物などに利用され[2]、乾燥していない収穫すぐのものも葉はサラダに、湯通しした茎はサラダや炒め物の食材として用いることができる[3]

日本における生産量はそれほど多くなく、山クラゲの漬物などはほぼ中国産を輸入したものであると言われる[1]

乾燥させたもの(山クラゲ)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g 戸川嵩士. “茎レタス・山くらげ・ステムレタス”. 旬の野菜百科. 旬の食材百科. 2014年9月15日閲覧。
  2. ^ a b c d 山クラゲ 【やまクラゲ】(百科事典マイペディア)”. コトバンク. 2014年9月15日閲覧。
  3. ^ a b c d e 茎レタス ケルン(山クラゲ)”. サカタのタネ. 2014年9月15日閲覧。
  4. ^ 「茎レタス」とは、どんな食材?”. なとり. 2014年9月15日閲覧。

外部リンク


ステムレタス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:40 UTC 版)

レタス」の記事における「ステムレタス」の解説

ステムレタス (L. s. var. angustana) は、別名でクキヂシャ(ぢしゃ)ともよばれる中近東内陸部から小アジア原産といわれるステム (stem) とは「」を意味し、その名の通り食用とするレタスで、一般的にレタスロゼット状であるのに対し、ステムレタスの30 cm程にまで生長する。別名で、アスパラガスレタスともいう。日本では乾燥したもの戻して漬け物加工した山クラゲ」の名前の方が有名である。中国では、生の炒め物に使う。 茎レタス(ちしゃとう、ステムレタス) - アシア発達した品種で、長く発達した食べる。は皮を剥いて薄く切って生食するほか、煮物炒め物使われる

※この「ステムレタス」の解説は、「レタス」の解説の一部です。
「ステムレタス」を含む「レタス」の記事については、「レタス」の概要を参照ください。

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