ステアーGBとは? わかりやすく解説

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ステアー GB

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 06:33 UTC 版)

ステアー GB(Steyr Modell GB)オーストリアシュタイヤー・マンリヒャー社(ステアー社[注 1])で開発された自動拳銃である。


注釈

  1. ^ 日本における"Steyr"の読み/表記については「シュタイヤー・マンリヒャー#社名の発音」を参照
  2. ^ a b なお、アメリカ合衆国の多くの州やカナダをはじめ、世界の多くの国では1990~2010年代にかけての銃規制の強化により、民間個人での拳銃の所有が許可されている国であっても、装弾数10発以上のものは規制の対象とされていることが多い。それらの法規制下では本銃も弾倉の装弾容量を減数、もしくは銃本体と弾倉を別個に保管しなければ違法となる。
  3. ^ セフティレバーは量産型のステアーGBでは起動状態(発火準備状態)の撃鉄を安全に解放するためのデコッキング機能の作動レバーを兼用するものとなっている。
  4. ^ "Jam"(弾詰まり、作動不良の意)と"Automatic"を合わせた造語で、“(自動拳銃の)不良品” / “自動弾詰まり装置”というニュアンスのスラングである。
  5. ^ この生産数については疑問が持たれており、P-18の流通数や確認されたシリアルナンバー(シリアルナンバーは2000 / 6000 / 12000の番台があるが、いずれの番台も限定された範囲の番号の個体しか確認されていない)などから、実際の生産数は1,000梃程度と推測されている[8]

出典

  1. ^ a b c d e f Gangarosa, Gene Jr. “the ARMS SITE>Steyr>Steyr's GB; Too Good Too Soon?”. 2020年9月13日閲覧。 Originally published in: Warner, Ken (1993). Gun Digest 1994 (48th ed.). Northbrook, Il.: DBI Books. ISBN 978-0873491419 
  2. ^ 和歌山発砲立てこもり事件1年 拳銃入手先、今なお不明 流通ルート多様化で一般人も手に入れやすく”. 産経WEST (2017年7月30日). 2019年10月15日閲覧。
  3. ^ ステアー モデルGB”. 2019年10月16日閲覧。
  4. ^ 2011 第50回 静岡ホビーショー 東京マルイ新商品情報 パート2”. ハイパー道楽 (2011年5月11日). 2020年9月13日閲覧。
  5. ^ Rogak P18 - A Cautionary Tale of Manufacturing”. 2020年9月13日閲覧。
  6. ^ Pierangelo Tendas|L.E.S. Rogak P-18 selfloading pistol”. SecurityArms.com. 2022年5月9日閲覧。
  7. ^ Savino, Jim (2014年10月8日). “Steyr GB - Comments”. Forgotten Weapons. 2020年9月14日閲覧。
  8. ^ McCollum, Ian (2017年6月10日). “Rogak P18 – A Cautionary Tale of Manufacturing”. FORGOTTEN WEAPONS. 2022年5月9日閲覧。


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