スタージョン (Sturgeon, William)
スタージョンという人は
スタージョンの主な経歴
1823年、電磁石を発明する。 アンペールの発明したソレノイドについて実験をしていて、偶然に電磁石を発見した。 18回針金を巻いたソレノイドの中に鉄の棒を入れてみたところ、鉄には磁場を強くする効果があることに気がついた。 当時は導線に針金を用いており、スタージョンは鉄心にニスを塗って絶縁する。 磁力が鉄心の両端に集中しているように見えたため、鉄心をU字形に曲げて磁極を片側に集め、これに電流を流すと装置の12倍に相当する4kgの重さを持ち上げることに成功した。 これが世界最初の電磁石であった。
電磁石はアメリカの物理学者であるヘンリーに改良される。 導線の絶縁を強化することによって巻数の増加をはかり、これによって磁力を強化している。 ちなみにソレノイド(Solenoid)とは”パイプのような”を意味するギリシャ語に由来する。
固有名詞の分類
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