スイングレンズ方式とは? わかりやすく解説

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スイングレンズ方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 09:30 UTC 版)

パノラマカメラ」の記事における「スイングレンズ方式」の解説

もっとも歴史のあるパノラマカメラ円弧状のフィルム室にフィルムセットし縦方向スリットを持つシャッターと、そのスリット同期し円弧状に動くレンズ構成されるカメラ。つまり、一種フォーカルプレーンシャッターである。この回転一般的なフォーカルプレーンシャッター同じくぜんまいばねもしくは電動行われる。その構造実際シャッター動きそれほど速くないが、通常のフォーカルプレーンシャッター同じくスリット幅を変えることができるため、擬似的シャッタースピード速くできる。その画角構造フラッシュ撮影は困難。 1843年オーストリアJoseph Puchbergerという人物画角150度のパノラマカメラ特許取っている。 最初の製品とされるのは、1845年発売のメガスコープである。スイングレンズ方式で、曲面ガラスダゲレオタイプ使用する考案者フランス在住だったドイツ人フレデリック・マルタンで、1844年には案ができていたという。後に甥のルドウィッヒ・シラーが写真湿板用に改良した元来気象観測軍事用途使われたようだ主な製品パノンカメラ商工のワイドラックス、S・A・ズヴェーレフ記念クラスノゴールスク工場ホライゾン、WIDEPAN、NOBLEXなど。 構造は、下記カメラ回転方式カメラレンズ部分だけが回転するように簡略化したもので、画角最大でも150程度である。

※この「スイングレンズ方式」の解説は、「パノラマカメラ」の解説の一部です。
「スイングレンズ方式」を含む「パノラマカメラ」の記事については、「パノラマカメラ」の概要を参照ください。

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