スイングピニオン方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 18:25 UTC 版)
「クロノグラフ」の記事における「スイングピニオン方式」の解説
キャリングアーム方式の中間車に当たる部分に上下二段のピニオン(小歯車)を採用した方式。文字盤側の小歯車が4番車に常時接続している。作動機構の動作がレバーを解して伝達されると軸がわずかに移動して、裏ブタ側の小歯車がクロノグラフホイールに接続し回転が伝わる。小型の歯車を介して回転を伝達する分、摩擦による力損失が発生しにくいとされる。現在のところ最も普及しているクロノグラフムーブメントであるエタ製キャリバー7750(後述)とその派生機が採用している。
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