スイフト
2000年2月発売。このクルマは98年10月発売のkeiを拡幅したもので、スイフトというモデル名は、カルタスの初代モデルが輸出用に使用していた名前でもある。意味は、速い。
ホイールベースは軽のkeiと同じ2360mmだが、全長は3615mmとkeiより220mm長く、全幅は1600mmで125mm広い。いわばkeiワイドまたはkeiプラスであるが、keiは軽なので、そうはならなかった。ボディは5ドアハッチバックだけで、定員は5名。エンジンは4気筒DOHC・16バルブ・VVT機構付きの1328ccで、最高出力65kW(88ps)/6000rpmと最大トルク118Nm(12.0kg-m)/3400rpmを発揮する。LEVである。駆動方式はFFと、ビスカスカップリングによる4WDがあり、ミッションは新開発の4速AT(フロア)だけの設定。パワーステアリングは電動で、燃費に悪影響を与えない。
全3グレードあるが、標準装備のアイテムは、デュアルSRSエアバッグ、EBD(電子制御ブレーキ配分)+ブレーキアシスト付きABS、エアコン、パワーステアリング、タコメーター、抗菌インテリアなど。
2000年9月に、運転席・助手席SRSエアバッグ、エアコン、キーレスエントリーなどを装備したお買い得車SE-Zを追加設定した。
2002年1月、一部改良。SE-ZにはパワーウインドウやAM/FMラジオ付きカセットステレオ+フロントスピーカー+アンテナなどを追加。もうひとつのSGモデルにはフォグランプ、スモークガラス、チルトステアリングなど装備の充実をはかった。いずれにも2WDと4WDモデルがある。6月にSE-Zグレードの価格を引き下げた。2003年6月、専用3ドアボディの新機種「スポーツ」を追加。
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