ジョンソン時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 06:44 UTC 版)
リンカーン大統領暗殺後、副大統領から昇格した南部人のアンドリュー・ジョンソン大統領は共和党選出ではあったものの元来は民主党出身だったため、南部の白人に特赦を与えるなど南部に対し好意的かつ寛大にふるまった。南部の旧指導者らは政治活動を再開し、かつての「奴隷取締り法」に代わって「黒人取締り法」を制定するなど、従来の支配体制は維持された。これに対して「何のための南北戦争だったのか」と北部の世論が激昂、とくに共和党急進派とはウマが合わず対立した。ついには大統領の弾劾裁判が行われ、ジョンソンは1票差で無罪となったものの、その影響力を完全に失った。
※この「ジョンソン時代」の解説は、「金ぴか時代」の解説の一部です。
「ジョンソン時代」を含む「金ぴか時代」の記事については、「金ぴか時代」の概要を参照ください。
- ジョンソン時代のページへのリンク