ジュウヤク

デジタル大辞泉

じゅう‐やく〔ジフ‐〕【十薬】

読み方：じゅうやく

１ ドクダミの別名。《季 夏》「—を抜きすてし香につきあたる／汀女」

２ ドクダミの花期の地上部を乾燥させたもの。民間療法で、利尿・解毒薬などに用いる。

じゅう‐やく〔ヂユウ‐〕【重厄】

読み方：じゅうやく

１ 重大な災厄の起きるおそれ。

２ 重い厄年。陰陽道などで大厄にあたる年まわり。

じゅう‐やく〔ヂユウ‐〕【重役】

読み方：じゅうやく

１ 責任の重い役目・役職。大役(たいやく)。「—を仰せつかる」

２ 株式会社の取締役・監査役など役員の総称。「—会議」

３ 徳川幕府や諸大名家の重要な役。老中・若年寄・家老など。

じゅう‐やく〔ヂユウ‐〕【重訳】

読み方：じゅうやく

［名］(スル)原語から直接に翻訳するのでなく、一度他の外国語に翻訳されたものを通して翻訳すること。また、その翻訳したもの。ちょうやく。「グリム童話を英語訳から—する」

薬用植物一覧

ドクダミ

科名： ドクダミ科 別名： ジュウヤク 生薬名： ジュウヤク（重薬・十薬） 漢字表記： 毒溜 原産： 日本、中国、東南アジア、ヒマラヤ 用途： 悪臭のする生葉を火であぶり、腫れ物などに外用します。乾燥させた葉「十薬」は臭みが消え、便秘や高血圧の予防に煎じてお茶代わりに用います。 学名： Houttuynia cordata Thunb.

植物名辞典

蕺薬

読み方：ジュウヤク（ｊｕｕｙａｋｕ）

ドクダミの別称。
ドクダミ科の多年草、薬用植物

学名 Houttuynia cordata

十薬

読み方：ジュウヤク（ｊｕｕｙａｋｕ）

ドクダミの別称。
ドクダミ科の多年草、薬用植物

学名 Houttuynia cordata

季語・季題辞典

十薬

読み方：ジュウヤク（ｊｕｕｙａｋｕ）

ドクダミの別称

季節 夏

分類 植物