ジェシカソング(「独島は我が領土」替え歌)問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 00:17 UTC 版)
「パラサイト 半地下の家族」の記事における「ジェシカソング(「独島は我が領土」替え歌)問題」の解説
公開後、劇中で登場人物(ジェシカ:ギジョンの偽名)が口ずさむ歌、通称「ジェシカソング」が「独島は我が領土」という韓国の歌謡曲の替え歌であることが判明し、物議を醸した。この元となった歌謡曲は日本が領有権を主張するものの韓国によって実効支配されている竹島(韓国名独島)の領有を歌った歌であり、韓国で有名な反日的な歌である。韓国メディアでは物議を醸すような歌が使われたことがいち早く指摘され、「反日表現で気分が良くない」といった意見もあると報じられた。 このジェシカソングについては、2020年2月20日に行われた文在寅大統領主催の昼食会の場で取り上げられたことで、日本でも報じられるようになった。記者団の前で文大統領が「ジェシカソングのメロディーや歌詞は誰が決めたのですか?」と尋ね、ジェシカ役のパク・ソダムが「監督が…」と伝えると、ポン・ジュノ監督は「日本の観客もあれを歌うらしいですね」と発言し、会場は笑いに包まれた。FNN.jpプライムオンラインは「出席者の真意は分からないが、「独島は我が領土」の替え歌を、知ってか知らずか日本人の観客が歌っているとして日本の観客を嘲笑したようにも見える。もしくは、日本人の観客が「独島」の歌を歌う事に痛快さを感じたのかもしれない。そうでなければ、一同が大声で笑う理由が分からない。」と批判的に報じた。また、文春オンラインもこの昼食会でのやり取りについて「日本側の不快感を招いた」と批判的に報じている。
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