ジェイ・ストリート-メトロテック駅からチャーチ・アベニュー駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 00:40 UTC 版)
「INDカルバー線」の記事における「ジェイ・ストリート-メトロテック駅からチャーチ・アベニュー駅」の解説
INDカルバー線の地下区間は、当初はブルックリン線と呼ばれていたが、他にもスミス・ストリート線、チャーチ・アベニュー線、サウス・ブルックリン線など様々な名前で呼ばれていた。プロスペクト・パーク(英語版)の下を通る急行線は、プロスペクト・パーク線と呼ばれることもあった。 この路線は、4線式のジェイ・ストリート-メトロテック駅から始まる。この駅までIND6番街線とIND8番街線が来て接続しており、それぞれカルバー線とINDフルトン・ストリート線へと通じている。駅の南ではスミス・ストリートの下を通り、線路が分岐して急行線は勾配を下ってバーゲン・ストリート駅の下層階へと通じ、一方緩行線はホイト-スカーマーホーン・ストリーツ駅から来たINDクロスタウン線の線路と合流してバーゲン・ストリート駅上層階へと通じる。キャロル・ストリート駅で急行線は勾配を上ってきて再び緩行線と並び、複々線すべてが一緒になってカルバー高架線へと上って行き、9丁目駅へと曲る。4番街駅の東側で勾配を下り、再び地下線となる。7番街駅を過ぎると、緩行線がわかれて南へ曲り、15丁目駅とプロスペクト・パーク・ウェスト駅を通る一方、急行線はプロスペクト・パーク(英語版)の下を直行する。この区間はニューヨーク市地下鉄の中で、急行線が緩行線と別な場所を通る2か所のうちの1か所で、もう1か所はINDクイーンズ・ブールバード線の65丁目駅と36丁目駅の間である。プロスペクト・パーク・パレード・グラウンドの近くのフォート・ハミルトン・パークウェイの下で急行線は緩行線に再合流し、マクドナルド・アベニューへと曲って行く。その後は、かつての地上のカルバー線の経路と並行して走り、当初のINDの系統としての最後の駅であったチャーチ・アベニュー駅へと通じる。双方向に運転できる単線の線路が下へ下って、4線あるチャーチ・アベニュー車両基地へと通じている。ここはG系統の列車の折り返しと待機の場所として使われている。複々線の線路は、コーテルユー・ロードとアベニューCの間で、マクドナルド・アベニュー上にあるカルバー勾配線を上る。この勾配線はINDカルバー線の地下線区間を、かつてのBMTカルバー線の高架線へとつなげている。カルバー高架線はINDの一部として運営されているものの、高架線区間ではBMT側の無線周波数を使っているため、この地点で運転士はINDの周波数B-2とBMTの周波数B-1を切り替える。
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