シーヴァル・クルナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 14:16 UTC 版)
「神曲奏界ポリフォニカの登場人物」の記事における「シーヴァル・クルナ」の解説
凰都ヴィレニス在住の、神曲嫌いな神曲楽士にして「青」の主人公。使用する楽器は三味線。性格の悪い変人で、無職・文無し・資格無しの三無男。自身をティンカー(何でも屋)だと称しているが、実際は真面目に仕事をするのが大嫌いなNEETで、常に楽して大金を掴むことばかり考えている。単身楽団を所持しているが、それはもっぱら「鈍器」や「不快音」をかき鳴らすために用いられる。かつて一人前の神曲楽士になることを志しクララス音楽学院に通っていたことがあり、成績こそ最底辺だったが、その才能は神童と呼ばれた弟をも凌駕するとして一部で評価されていた。だが、卒業寸前に教師を殴る事件を起こし放校処分にされている。今では何らかの理由で神曲や精霊(というよりも精霊契約の制度)を嫌うようになり、可能な限りそれらから遠ざかるよう生きている。基本的には金に汚い小悪党であるが、決してリグルスに金を無心したりしない ことや、とある仕事の依頼人である義姉ミスレンからの追加報酬を断っていることなどから潔癖症な一面が窺える。言動から後先考えない能天気な性格と思われがちだが、「ブラウクローネ号事件」の遺族という立場からか心中かなり複雑な内面を持っている。自分を慕っている義弟リグルスから距離を置いていることや、嫌っているわけではないものの義姉ミスレンに対して他人行儀に接すること、神曲嫌いを公言している割に単身楽器を手放さず手入れも怠っていないことなどからもそれが窺える。なお、リグルスによればルーファ達に出会うまでは笑うこともほとんどなかったらしい。
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