シーラーチャー駅とは? わかりやすく解説

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シーラーチャー駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/13 14:38 UTC 版)

シーラーチャー駅
ชุมทางศรีราชา
Si Racha Junction
所在地 タイ王国
チョンブリー県
シーラーチャー郡
駅番号 3036
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 二等駅
電報略号 ศช.
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
開業年月日 1989年7月14日
乗入路線 2 路線
所属路線 東本線サッタヒープ支線
キロ程 130.60 km(クルンテープ駅起点)
ワチラウッド (3.10 km)
(13.48 km) バーンラムン
所属路線 東本線レムチャバン支線
キロ程 0 km(シーラーチャー駅起点)
(9.25 km) レムチャバン
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シーラーチャー駅(シーラーチャーえき、タイ語:สถานีรถไฟชุมทางศรีราชา)は、タイ王国中部チョンブリー県シーラーチャー郡にある、タイ国有鉄道東本線サッタヒープ支線である。

概要

シーラーチャー駅は、タイ王国中部チョンブリー県の人口23万人が暮らすシーラーチャー郡にある東本線である。市街地より東側に2.5km程離れた所に位置する為、利便性が悪い。駅の正面側(西側)が、市街地である。

1日に2本の普通列車(1往復)の発着があるほか、休日限定で運行される優等列車もこの駅に停車する。普通列車は月曜日から金曜日までの平日運転で土曜日日曜日は運休であったが、いつの間にか毎日運行に変更された。クルンテープ駅から、3時間20分程度でありその運賃は28バーツ(約70円)である。当線のメインは貨物列車であり、その頻度が高いため当駅を含むフアマーク駅 - レムチャバン駅間は複線区間となっている。(フアマーク駅 - チャチューンサオ駅間は3線[1]

歴史

1908年1月24日に、東本線クルンテープ駅 - チャチューンサオ駅が開業した[2]。約81年後の1989年7月14日に、当駅を含むサッタヒープ駅まで延伸開業した。開業当初は中間駅であったが、約3年後に当駅よりレムチャバン支線が開業したことにより分岐駅となった [3]

  • 1908年1月24日【開業】クルンテープ駅 - チャチューンサオ駅 (60.99km)
  • 1989年7月14日【開業】チャチューンサオ駅 - サッタヒープ駅 (123.04km)
  • 1992年【開業】シーラーチャー駅 - レムチャバン港駅 (10.25km)
  • 1996年10月4日【開業】インランドコンテナーデポ駅
  • 2003年9月25日【複線化】 フアマーク駅 - チャチューンサオ駅

駅構造

単式及び島式2面の複合型ホーム3面4線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

駅周辺の施設等

  • シーラーチャー・バスターミナル(約2.5km)

脚注

  1. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.295
  2. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.49
  3. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.261-p.262

参考文献

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目




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