カビンブリー駅とは? わかりやすく解説

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カビンブリー駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/25 08:57 UTC 版)

カビンブリー駅
カビンブリー駅
กบินทร์บุรี
Kabin Buri
バーンコデーン (5.11 km)
(4.24 km) カビンガオ
所在地 タイ王国
プラーチーンブリー県
カビンブリー郡
駅番号 3075
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 二等駅
所属路線 東本線
キロ程 161.26 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 กบ.
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1925年1月1日
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カビンブリー駅(カビンブリーえき、タイ語:สถานีรถไฟกบินทร์บุรี)は、タイ王国中部プラーチーンブリー県カビンブリー郡にある、タイ国有鉄道東本線である。

概要

カビンブリー駅は、タイ王国中部プラーチーンブリー県人口約14万人が暮らすカビンブリー郡にある。東本線全長(254.50km)のおよそ2/3程の地点に位置する。駅の正面側は向きであり、町の中心部に位置する。

1日に8本の列車(4往復)の発着があり、いずれも普通列車である(東本線には特急列車急行列車快速列車の運行は無い)。4往復の内2往復は、当駅着発である。運賃はクルンテープ駅 - 当駅間(161.26km)で33バーツ(約110)となっており、JRにて同等の距離では2,940円と大きな隔たりがある。

歴史

1908年1月24日に、東本線クルンテープ駅 - チャチューンサオ駅 (60.99km)が開業した。約5年後の1925年1月1日に、当駅まで延伸開業し終着駅として開業したが[1]、翌年1926年11月8日アランヤプラテート駅まで延長された事により中間駅となった[2]

  • 1908年1月24日 【開業】クルンテープ駅 - チャチューンサオ駅 (60.99km)
  • 1925年1月1日 【開業】チャチューンサオ駅 - カビンブリー駅 (100.27km)
  • 1926年11月8日 【開業】カビンブリー駅 - アランヤプラテート駅 (93.24km)

駅構造

単式ホーム1面1線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。蒸気機関車時代の給水塔が駅舎よりに、又東側には転車台が現在でも残っている[1]。転車台上には退役した蒸気機関車63号機(1911年Brush Electric製、製造番号324[3])が静態保存されている[1]

駅周辺

  • カビンブリー・バスターミナル(約4km)

脚注

  1. ^ a b c 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)p.505
  2. ^ 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)p.157
  3. ^ 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)p.15

参考文献

  • 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)
  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目




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