シロスジカミキリ
和名:シロスジカミキリ |
学名:Batocera lineolata |
コウチュウ目,カミキリムシ科 |
分布:本州,四国,九州,佐渡,対島,壱岐,奄美大島,徳之島など。 |
写真(上):シロスジカミキリ雌成虫(左)と被害材断面(右) |
写真(下):シロスジカミキリの被害で折れた木 |
説明 成虫の体長45〜70mm。日本産カミキリ類で最大級の種の一つ。多くの広葉樹を加害するが,シイ・カシ類,クリ,ナシ,ポプラなどの被害がよく目に付く。成虫は5〜8月に,樹皮に噛み後を付けて産卵する。孵化した幼虫は材内を摂食し,多量の木屑を排出する。産卵から4年目の初夏に羽化する。同一木が毎年被害を受けると,木が衰弱したり腐朽菌が侵入しやすくなるため枯損の原因となる。防除としては,樹幹の被覆による産卵予防やMEPなど薬剤の塗布がある。 |
固有名詞の分類
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