シリーズにおける位置づけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/26 16:40 UTC 版)
「氷 (X-ファイルのエピソード)」の記事における「シリーズにおける位置づけ」の解説
本エピソードはシリーズ全体を通して展開される「ミソロジー」とは直接的に関係しない。しかし、本エピソードは「シーズン2でより多く言及されるようになったエイリアンと政府の陰謀の一端」であるとされている。また、モルダーとスカリーの関係(お互いの信頼に基づく自発的な信頼関係)はホッジ博士とダ・シルヴァ博士の関係(自分たち以外の他者に対する不信によって生じた連携関係)と対照をなしているとの指摘がある。 モーガンとウォンがよく扱う主題が本エピソードでも登場している。それは、アイデンティティーの二面性と人格に対する懐疑である。レスリー・ジョーンズはこの主題を2人が担当した他のエピソードにも見出している。それは以下のようなものである。 シーズン1第3話「スクィーズに登場するユジーン・ヴィクター・トゥームス →人間の肝臓を好んで食す一方で、その動物性を見事にコントロールしていた。 シーズン2第3話「血液」に登場する住人たち →電気製品と殺虫剤のために狂ってしまったが、もともとは正気だった。 シーズン2第14話「呪文」に登場する保護者たち →悪魔崇拝教にはまり、本物の悪魔にも振り回されたが、反省している人もいた。
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