シュコダ39T
シュコダ39T
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 18:54 UTC 版)
2018年、オストラヴァ市交通会社はシュコダ・トランスポーテーションとの間に新型路面電車車両に関する契約を結んだ。これは同社が世界各地に展開する超低床路面電車ブランドのフォアシティ・スマートの1つで、回転軸を有するボギー台車を備えた編成長26.5 mの2車体連接車である。車内には充電用のUSBポートが常備されている他、冷暖房双方に対応した空調装置も搭載され、快適性が向上している。設計最高速度は80 km/hを予定しており、これはオストラヴァ市電向け車両で最速となる。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で当初想定されていた製造スケジュールから遅れが生じており、最初の車両が納入されたのは2021年となった。その後、試運転を経て同年11月から乗客を乗せる形での試験運転が行われている。オプション分を含めて合計35両を導入する事になっており、老朽化が進んだタトラT3やタトラT6A5が置き換えられる。 「シュコダ39T(チェコ語版)」も参照
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