シスメックス国際試薬とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > シスメックス国際試薬の意味・解説 

シスメックス国際試薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/22 00:12 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

シスメックス国際試薬株式会社(シスメックスこくさいしやく、英文Sysmex International Reagents Co., Ltd.)は、かつて存在した日本の薬品メーカー。兵庫県神戸市西区高塚台四丁目3番地2に本社を置いていた。2006年3月までの企業名は「国際試薬株式会社」(英文INTERNATIONAL REAGENTS CORPORATION)。シスメックスの100%子会社だった。

2022年4月1日付でシスメックスに合併され企業としては消滅した。

事業内容

試薬・検体検査試薬の研究開発・製造・販売だった。

沿革

  • 1969年昭和44年)12月16日 - 兵庫県神戸市(現在の中央区内)にて、ミドリ十字(現・田辺三菱製薬)の関連会社として国際試薬株式会社を設立。資本金7,200万円。
  • 1980年(昭和55年)
    • 8月 - 兵庫県神戸市西区に西神工場を開設。
    • 12月 - 本社機能を兵庫県神戸市中央区東町へ移転。
  • 1983年(昭和58年)3月 - 本社機能を兵庫県神戸市中央区浜辺通へ移転。
  • 1985年(昭和60年)11月 - 大阪証券取引所株式市場第2部に上場。
  • 1990年平成2年)7月 - 兵庫県神戸市西区に研究開発センターを開設。
  • 1991年(平成3年)6月 - 大阪証券取引所の株式市場第1部に指定替え。
  • 1999年(平成11年)2月 - 西神工場内に物流倉庫を増設。
  • 2000年(平成12年)
    • 6月 - 西神工場にてISO9001認証を取得。
    • 12月22日 - ウェルファイド(現・田辺三菱製薬)が、当社の全株式をシスメックスへ譲渡。
  • 2002年(平成14年)
    • 4月 - シスメックスの完全子会社となる。同時に上場廃止
    • 5月 - シスメックスに国内外販売の営業を譲渡。
    • 7月 - 本社機能を兵庫県神戸市西区へ移転。
  • 2005年(平成17年)4月 - 試薬開発部門をシスメックスに移管。
  • 2006年平成18年)4月1日 - 診断薬生産部門(小野工場)をシスメックスより移管。社名をシスメックス国際試薬株式会社へ変更。
  • 2007年(平成19年)6月 - 西神工場でISO14001認証を取得。
  • 2021年令和3年)9月21日 - 翌年4月1日付でシスメックスに吸収合併されることが発表される[1]
  • 2022年(令和4年)4月1日 - 同日付をもってシスメックスに吸収合併された[2]

事業所一覧

  • 本社・西神工場
    • 兵庫県神戸市西区高塚台四丁目3番地2
  • 研究開発センター
    • 兵庫県神戸市西区室谷一丁目1番2号
  • 小野工場

脚注

  1. ^ 完全子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ (PDF) - シスメックス(2021年9月21日)2022年4月9日閲覧。
  2. ^ シスメックス国際試薬 - 2022年3月31日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  シスメックス国際試薬のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シスメックス国際試薬」の関連用語

シスメックス国際試薬のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シスメックス国際試薬のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシスメックス国際試薬 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS