サバクヒタキとは? わかりやすく解説

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サバクヒタキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 04:46 UTC 版)

サバクヒタキ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Oscines
: ヒタキ科 Muscicapidae
: サバクヒタキ属 Oenanthe
: サバクヒタキ
O. deserti
学名
Oenanthe deserti
(Temminck, 1825)
和名
サバクヒタキ
英名
Desert Wheatear

サバクヒタキ(砂漠鶲、学名: Oenanthe deserti )は、スズメ目ヒタキ科ノビタキ亜科に分類される鳥類の一種。

分布

アフリカ北部、トルコから、中央アジア、チベットモンゴル方面で繁殖し、冬季はアラビア半島やアフリカ東部、インドに渡り越冬する。

日本へはまれな旅鳥または冬鳥として渡来する。かつてはきわめてまれな迷鳥とされていたが、その後調査が進むにつれて、ごく少数ではあるが本州四国の各地でほぼ毎年記録されるようになった。単独での記録がほとんどである。

形態

全長14.5cm。頭上から背中は赤みを帯びた淡褐色で、下面は白い。尾は基部から半分が白く、その先は黒い。雄の喉と耳羽は黒い。雌頭部全体が灰褐色で、体色は雄よりも淡い。

生態

繁殖期には半砂漠地帯の乾燥した荒地や山地に生息する。番いで縄張りを持つ。日本では、埋立地や草原、農耕地などで観察されている。

食性は雑食で、主に地上で昆虫類や草の実を食べる。

繁殖形態は卵生。岩の間やネズミ類の古い巣穴などに、草の茎を使って椀状の巣を作り、4-5卵を産む。

Oenanthe deserti homochroa

参考文献

関連項目


「サバクヒタキ」の例文・使い方・用例・文例

  • サバクヒタキ
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