サバゲノコギリクワガタとは? わかりやすく解説

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サバゲノコギリクワガタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/19 14:30 UTC 版)

サバゲノコギリクワガタ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目 Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : コガネムシ上科 Scarabaeoidea
: クワガタムシ科
Lucanidae
: ノコギリクワガタ属
Prosopocoilus
: サバゲノコギリクワガタ
P. savagei
学名
Prosopocoilus savagei
(Hope1842)[1]

サバゲノコギリクワガタ (Prosopocoilus savagei) は、コウチュウ目クワガタムシ科ノコギリクワガタ属の1である。

形態

体長はオスが26 - 63mm、メスが21.5 - 30mm。

体色が明るくなる種類で、胸部を中心にオレンジ色の模様が映え、脚の付け根周辺もオレンジ色に染まる(個体によって染まる度合いが異なる)。

またメスにはオス以上に強い光沢が現れる。

オスの大顎は、前方に伸びた後に軽く内側に湾曲する。大型の個体ほど全長に占める大顎の相対的な割合も大きくなり、付け根部分を含めて赤く染まる。

また、トーゴ産の個体とコンゴ産の個体で体色が異なり、コンゴ産の個体は橙色の部分が黒に染まる。

種小名savageiは「野蛮人、残虐、野生」などの意味合いを持つ。

分布

アフリカ中部から東部(ギニアからコンゴ共和国

生態

savageiの名の通り、気性が荒い種類である。飼育するときなどの際オスがメスを殺すことが多い。

成虫での寿命は約6 - 12ヶ月、幼虫期間は6 - 8ヶ月である。

亜種

P. g. surturなどが記載されているが、詳細は不明。

関連

脚注および参考文献

  1. ^ species Prosopocoilus savagei (Hope, 1842)”. BioLib (1999-2011). 2011年4月29日閲覧。

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