ハシグロヒタキとは? わかりやすく解説

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ハシグロヒタキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 14:28 UTC 版)

ハシグロヒタキ
ハシグロヒタキ(Northern Wheatear)
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Oscines
: ヒタキ科 Muscicapidae
: サバクヒタキ属 Oenanthe
: ハシグロヒタキ O. oenanthe
学名
Oenanthe oenanthe
(Linnaeus, 1758)
和名
ハシグロヒタキ
英名
Northern Wheatear
Oenanthe oenanthe oenanthe

ハシグロヒタキ(嘴黒鶲、学名: Oenanthe oenanthe )は、スズメ目ヒタキ科ノビタキ亜科に分類される鳥類の一種。サバクヒタキの仲間である。

分布

ユーラシア大陸西部から北東部の寒帯部やツンドラ地帯、アラスカグリーンランドで繁殖し、冬季はアラビア半島やアフリカ北東部や西部に渡り越冬する。

日本へはまれな旅鳥として春と秋の渡りの時期に観察される。北海道本州日本海側の島嶼(舳倉島対馬)、西表島小笠原諸島等で記録がある。

形態

全長14.5cm。雄の夏羽は頭上から背中は青灰色で、腰と下面は白い。尾は基部から半分が白く、その先は黒い部分は逆T字型になっている。通眼線は黒く、眉斑は白い。雌は上面が灰褐色で、体色は雄よりも全体的に淡い。

生態

主に乾燥した草地や荒地に生息する。繁殖期には番いで縄張りを持つ。日本では、川原や草原、農耕地などで観察されている。

食性は主に動物食。地上で昆虫類等を捕食する。

繁殖形態は卵生。岩の間に営巣し、5-6卵を産む。抱卵日数は約14日、雛は約14日で巣立つ。

参考文献

関連項目





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