ゴルナーグラート【Gornergrat】
ゴルナーグラート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/20 07:51 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ゴルナーグラート(Gornergrat)は、スイスのペンニネ・アルプスにあり、南にゴルナー氷河を見渡す尾根である。最高点の標高は3,130m。ツェルマットからゴルナーグラート鉄道が通じている。
概要
スイス・ヴァレー州のツェルマットから約3km東に位置している。ゴルナー氷河とフィンデル氷河に挟まれ、モンテ・ローザ、リスカム、マッターホルン、ドム、ヴァイスホルンなどの多数の4,000m級の山々を眺めることができる。
1898年に開業したゴルナーグラート鉄道の終着駅が設けられており、標高3,089mに位置するこの駅と始発のツェルマット駅(標高1,604m)との標高差は約1,500mにもなる。
駅近くの尾根の南西端には、展望台とホテルがある。ホテルはホテル・ベルベデーレとして1896年に開業[1]。1897年から1907年にかけて現在のクルムホテル・ゴルナーグラート(en)が建設された。1996年には2つの塔の上にドームが建設されて、赤外線及び電波望遠鏡が設置され、ドイツおよびイタリアの科学者により天体観測が行われた。現在は南側のみがケルン大学によって利用されている。
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ゴルナーグラートからのモンテ・ローザとゴルナー氷河の眺め
脚注
- ^ 『地球の歩き方 2016〜17 スイス』ダイヤモンド・ビッグ社、2016年、146頁。ISBN 978-4-478-04886-3。
外部リンク
- クルムホテル・ゴルナーグラート Kulmhotel Gornergrat - スイス政府観光局
- Kulmhotel Gornergrat(英語)
ゴルナーグラート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 02:49 UTC 版)
ゴルナーグラートは、ゴルナーグラート鉄道によってアクセスでき、29分でリッフェルアルプ、リッフェルボーデン、リッフェルベルク(フィンデルバッハ、ランドトンネルは一部停車)を経由して、ゴルナーグラート山頂 (3,089m) に到着する。頂上には、改装されたホテルやレストランがあり、ショッピングセンターも提供されている。リッフェルアルプ駅は、リッフェルアルプトラムと名付けられた短いトラムによって、リッフェルアルプ・リゾートと結ばれている。 ロープウェイは、ホッタリィからローテ・ナーゼ (3,247 m) まで走る。この最後のリフトは、無料エリアを走るが、山腹に丁度良い雪が積もり、スキーが可能である可能性は低い。このエリアのリフトは、一般に2月下旬か3月上旬にオープンする。ロープウェイは、年中無休で営業しており、リフトも取り替えが検討されている。ゴルナーグラートの真下のホッタリィからKellenseeへの新しいスロープは、ロートホルンからゴルナーグラートへ結ぶため、このリストと交換した。
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