コーポレート‐カラー【corporate color】
コーポレートカラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/12 02:54 UTC 版)
コーポレートカラー(英: Corporate Color)は、企業や団体等の組織を象徴する色をいう。シンボルカラー (英: Symbol Color)と同義で扱うことがある。組織が体外的に意図するイメージやコンセプトを提示することが多く、図案にコーポレートカラーを用いることがある。
概説
色彩は文字やマークに比べて容易に記憶に残るため企業のイメージ戦略の柱となっている[1]。CI(コーポレート・アイデンティティ)の一環としてロゴマークや旗、社名等の看板、製品パッケージ、広告、ウェブサイトのデザイン、車両の塗装などをその色で統一することが多い。
なお、コーポレートカラーは企業の社章・団体の団体章・学校の校章に使用されている色と一致していることが多いが、必ずしもそうであるとは限らない。また、まれにではあるが、カラー(色)を比喩的に捉え、「コーポレートカラー」の語をコーポレーション(Corporation)の"カラー"として、すなわち、企業や組織の社風や企業の雰囲気を指す言葉として用いる用法もある。
なお、学校のコーポレートカラーは「スクールカラー」と呼ぶことが多い。東京大学の「淡青」、明治大学・駒澤大学の「紫紺」などがよく知られている。
具体例
- Peach Aviation - ピンク色及びフーシア色[1]
- ハーゲンダッツ - バーガンディレッド[1]
脚注
関連項目
コーポレートカラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:09 UTC 版)
フェラーリの「イメージカラー」としては赤(ロッソ)が非常に有名であり、「赤がコーポレートカラーである」というイメージが一般やオーナーに浸透しているが、この色はそれ以前にモータースポーツにおけるイタリアのナショナルカラーであり、アルファロメオやチシタリア、スクーデリア・イタリアなど他のイタリアの自動車会社やレーシングチームでも多数使用されている。また現在では、「ロッソ・スクーデリア」や「ロッソ・コルサ」、「ロッソ・フィオラノ」や「ロッソ・フオッコ」など数パターンの赤系の色が有料オプションとして用意されている。 本来のフェラーリの「コーポレートカラー」は会社があるモデナ県のカラー「黄色(ジャッロ)」であり、実際黄色はフェラーリの内部で使用される多くの文具などに使われている。またフェラーリの黄色い外板色の名前は「ジャッロ・モデーナ」とされている。「跳ね馬」の社章の背後にもコーポレートカラーがあしらわれているが、これはシュトゥットガルト市の紋章の背景が黄色だったため(ただしポルシェのエンブレムは金色)。 また赤色と黄色は暗黙のうちにコーポレートカラーに含まれているので、コルセ・クリエンティの新車発表時のみならず、量産車の新車発表時には車種によっては赤色と黄色の車両も用意するように配慮されている。
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「コーポレートカラー」の例文・使い方・用例・文例
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