コーチとしての指導方針
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:19 UTC 版)
オリックスの二軍打撃コーチへ復帰していた時期には、復帰するまで伸び悩んでいたT-岡田をブレイクに導いた一方で、自身の指導方針が合わないまま退団した選手もいたという。このような事態への疑問や反省から、コーチを退任した後に「4スタンス理論」(身体の使い方に関して廣戸総一が提唱する理論)を研究。ソフトバンク以降のチームでは、研究の成果を踏まえて、4スタンス理論での分類(身体の使い方のタイプ)に沿った打撃指導を心掛けている。 オリックスを再び退団した2019年末から中・高校生を指導していたことについては、「60歳の目前から子どもを教え始めたことで、自分の指導力が細かく磨かれているような感じはある」と述べる一方で、「この成果をもう1回プロ(NPB)で生かしたいから、『常にスタンバイ』という気分でいる。オリックスのコーチに戻ることが一番良さそうが、自分の指導力を試すためなら、どの球団に呼ばれても良い」という表現でNPBへの復帰に意欲を見せていた。ちなみに、2021年のシーズン終了後に阪神の巡回打撃コーチとしてNPBへ復帰できた背景には、一軍監督の矢野燿大が「4スタンス理論」のトレーナー資格を保有していることなどが挙げられている。
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