多くの声、一つの世界とは? わかりやすく解説

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多くの声、一つの世界

(コミュニケーション問題研究国際委員会 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/27 13:28 UTC 版)

多くの声、一つの世界』(おおくのこえ、ひとつのせかい、英語: Many Voices One World)、別名・マクブライド(委員会)報告 (MacBride report) は、1980年国際連合教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)が公表した、コミュニケーション問題研究国際委員会 (International Commission for the Study of Communication Problems) [1]の報告書であり、その委員会の委員長はアイルランドノーベル平和賞受賞者ショーン・マクブライドだった。その目的は、現代社会におけるコミュニケーションに関わる諸問題を分析することであったが、特にマス・メディアとニュースに焦点があてられ、新たな様々な技術の登場が、新たな種類のコミュニケーション秩序を、新世界情報コミュニケーション秩序英語版といった形で生み出し、諸問題を軽減して、さらなる平和と人類の発展に資するものと論じられた。


  1. ^ 日本語では、「コミュニケーション問題検討のための国際委員会」、「交流問題研究国際委員会」などと訳される場合もある。
  2. ^ 橋本晃 『国際紛争のメディア学』 青弓社2006年4月22日、55-56頁。 Google books
  3. ^ a b c d 昭和58年版 通信白書 1 情報通信分野の南北問題”. 総務省. 2018年8月26日閲覧。
  4. ^ Preamble The General Conference”. UNESCO. 2018年8月26日閲覧。
  5. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)『マス・メディア宣言』 - コトバンク - 執筆:内川芳美
  6. ^ ユネスコ 『多くの声、一つの世界:コミュニケーションと社会、その現状と将来 ユネスコ「マクブライド委員会」報告』 日本放送出版協会、1980年、522頁。


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