コヒーレンシーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 業界用語 > FA用語 > コヒーレンシーの意味・解説 

コヒーレンシー

読み方:コヒーレンシー
【英】:coherency

関連するカテゴリ
フィールドネットワーク機器

発光された光の性質を表す言葉


コヒーレンシ

別名:コヒーレンシー,キャッシュコヒーレンシ
【英】cache coherency

コヒーレンシーとは、メインメモリキャッシュメモリデータにおける一貫性のことである。

コヒーレンシーは特にマルチプロセッサにおいて重要視される通常データキャッシュメモリに上にあれば、そのキャッシュメモリから内容読み取る複数プロセッサデータを扱う場合に、メインメモリ上のデータキャッシュメモリ上のデータ違いがあると、正しい処理が行われなくなってしまう。

コヒーレンシーを保つための技術はいくつかある。例としては、先にキャッシュメモリだけに書き込みキャッシュから追い出されるときに、メインメモリ書き出すライトバック方式と、メモリ内容キャッシュメモリメインメモリ同時に書き込むライトスルー方式などを挙げることができる。なお、DMAコントローラによるメモリ転送のようなプロセッサとは独立したメモリ書き込みがあると、メインキャッシュメモリ間での内容不一致発生する問題がある。この問題回避するためには、メモリ転送キャッシュ対象外メモリ限定する一時的にキャッシュ無効にする、あるいは監視によりメインメモリからキャッシュメモリコピーすることで一貫性を取る機構が必要となる。

半導体メモリのほかの用語一覧
メモリ:  キャッシュメモリ  記憶領域  共有メモリ  コヒーレンシ  メモリスイッチ  メモリ  メモリウェイト


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コヒーレンシー」の関連用語

コヒーレンシーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コヒーレンシーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
オムロン株式会社オムロン株式会社
© Copyright OMRON Corporation 1996-2025. All Rights Reserved.
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【コヒーレンシ】の記事を利用しております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS