cache coherencyとは? わかりやすく解説

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コヒーレンシ

別名:コヒーレンシーキャッシュコヒーレンシ
【英】cache coherency

コヒーレンシーとは、メインメモリキャッシュメモリデータにおける一貫性のことである。

コヒーレンシーは特にマルチプロセッサにおいて重要視される通常データキャッシュメモリに上にあれば、そのキャッシュメモリから内容読み取る複数プロセッサデータを扱う場合に、メインメモリ上のデータキャッシュメモリ上のデータ違いがあると、正しい処理が行われなくなってしまう。

コヒーレンシーを保つための技術はいくつかある。例としては、先にキャッシュメモリだけに書き込みキャッシュから追い出されるときに、メインメモリ書き出すライトバック方式と、メモリ内容キャッシュメモリメインメモリ同時に書き込むライトスルー方式などを挙げることができる。なお、DMAコントローラによるメモリ転送のようなプロセッサとは独立したメモリ書き込みがあると、メインキャッシュメモリ間での内容不一致発生する問題がある。この問題回避するためには、メモリ転送キャッシュ対象外メモリ限定する一時的にキャッシュ無効にする、あるいは監視によりメインメモリからキャッシュメモリコピーすることで一貫性を取る機構が必要となる。

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