国華の玉【コッカノギョク】(草花類)
登録番号 | 第15163号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 国華の玉 よみ:コッカノギョク | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社国華園 | |
品種登録者の住所 | 大阪府和泉市善正町10番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岸脇淳介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「兼六白菊」を交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや大輪で観賞用鉢物向きの品種である。開花時の草丈はやや長、節間長は短、茎の太さは極太、色は緑である。たく葉の大きさはやや大、葉の着き方は上向き、葉長は長、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや大、光沢は中、一次欠刻の深さはやや深、基部の形は円、表面の色は濃である。舌状花の重ねは八重、花の大きさはやや大、厚みはやや低、花首の長さはかなり短、花たくの形は平らなドーム状である。舌状花の多少はやや多、向きはやや下垂、主要な形は舟底弁、2次的な形は管弁Ⅱ、花筒部の長さは短である。腰掛けは無、外花弁の長さはかなり長、幅はやや広、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁及び内花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2901)である。生態分類型は秋、開花の早晩性はやや晩である。「国華横綱」と比較して、たく葉が大きいこと、葉基部の形が円であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者のほ場(大阪府和泉市)において、出願者所有の育成系統に「兼六白菊」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「国華の王」であった。 |
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