ゲーム音楽家として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 15:20 UTC 版)
『アフターバーナーII』以降も、『ダライアスII』や『ラングリッサー』などの作品を手掛けていった。 岩垂はインタビューの中で、バンド演奏と違い、ゲーム音楽においてハードウェアの制約を感じたと話しており、たとえばメガドライブは同じFM音源を扱うシンセサイザーのDX-7よりも、オペレータの数が2つ少なかったため、細かな音を作ることができなかったことを挙げている。その一方で、ゲーム音楽におけるミニマムさを気に入っていたとも話している。 様々な経験を重ねる中、作曲家の溝口功に誘われ、大熊謙一とともにツーファイブ設立に参加するが、会社の規模が大きくなるにつれて作曲以外の仕事が多くなってきたことから、岩垂は同社を去る。 その後、数々のゲーム音楽の作曲、アーティストへの楽曲提供、テーマパークなどのショー・イベント、舞台、放送関係など多方面での音楽制作を行いつつ、「Japan Expo」をはじめ世界各国でのライブやレコーディングを行なっている。オーケストラへの造詣も深く、「逆転裁判」など多くのゲームタイトルのスコアを制作。指揮者としても活動歴が長く、特に若手の演奏家たちへの指導には定評がある。
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